①中岡さん

約10年前に「農業のできる移住先」を探している時に「丹波篠山おもろいやん！」と移住を決断。家族で移り住み、農業未経験でありながら農場で研修をスタートし、後に市内東部の村雲（むらくも）地区にて独立。栽培作物はコシヒカリ（水稲）・黒枝豆・黒豆。近年では、鶏の平飼いや果樹栽培にと、新しいことにチャレンジ中。冬期には猟師の顔も持ち、農業従事期間と同様の歴10年ある。農業に就いた理由は、大阪に住んでいたころにスーパーに並んでいた野菜を見て、「普段食べているお米や野菜がどうしたらここまで育つのか。知らないまま過ごしていてもいいかな。」とふと疑問に思ったことがきっかけであった。移住してきた当初は、村の中を通る車に頭を下げ、出会う方には声をかけ、自分の存在を周知するところから始めていた。半年後には、色々な面で気にかけて下さり、子育ての面では非常にいい環境であり、地域の方に本当にお世話になっていると語る。